☆劣等感を生きる☆
図書館の検索画面に”劣等感”というキーワードをいれて、出てきた本を片っ端から読んでいるんだけど、今日は
劣等感を生きる 古谷網武より
めちゃめちゃ古い本で、色もあせている。おそらく図書館の書庫に入っていた本なんだろうな。発売日が1960年になっている。
読んでいくとめちゃめちゃネガティブな著者。
○○さんの成功に取り残されていく不安とか、○○さんに負けないぞというものをついにはなにひとつもつことができなかったとか、名指しで人名がでてくる。
何が言いたい本なんだろうか?とあとがきを読むと、最後、
「私はけっして絶望しているのではない。この自分を生きていくより仕方がないし、この自分を生き続けていくつもりである。」
としめている。
「生きていくより仕方がない」めちゃめちゃマイナス思考。
自分の人生を好きになれてないんだろうか?そんな風に思った。
そんな感じで読んでいくと「○○に関して好奇心があった」という部分があって「好奇心」という言葉にちょっとホッとした。
劣等感を持っている人にとって「好奇心」をもつことは、劣等感から解決される手段なんだろうなって、感じた。
好奇心を持てたら、劣等感から解放される。
「好奇心」大切だと思った。
こんな文章の伝え方もあるんだなと思った。
手記と記されていた。 *手記:自分で体験感想などを書き綴ったもの。