☆立身出生主義と劣等感☆
過去の自分を直視すると、つらくなるというか、できれば目を向けたくなくなる。
このつらい気持ちを乗り越えなければならないと思う。
私の両親は、昔は虚栄心がものすごく強い人でした。
今はそんな所はないけど・・・・
昔の私の両親は、お稽古事に通うのは負けたくないというそんな気持ちからお稽古事に通わせていたところがあった。
それに刺激され、私も虚栄心を抱くようになる。
人は人、自分は自分という自主性がない。ただバスに乗り遅れまいとするあせりがあるだけであった。
私はこんな幼少期を過ごした。
劣等感の塊の人生だった私は、昔は優等生であった。
自分の進路も自分の才能や能力や興味を考え、世の中に立って生きてゆく使命感に徹することがなく育ったのである。
社会にびまんした立身出生主義の風潮が、私の劣等感の原因でもあった。
親を責めているわけではない。私が挫折した分、親も一緒に挫折感を味わい一緒に生きてきた。
ここまで育ててくれたこと支えてくれたことに感謝しています。
私の劣等感は、どこからきたのかが、この本を読んで少しわかった気がした。
劣等感からの解放 関計夫
ここまで書いて、この文章を読んだ家族にものすごく怒られました。
「虚栄心」という言葉がひどいと・・・今は、私のこと誰よりもわかってくれる両親です。大好きな大好きな両親です。