★あーもんどさやの道しるべ★

劣等感でいっぱいだった人生。生き方を綴りたい。

なんくるないさー

シーサーのイラスト(1体)

父が死んでから、頭の中が、「お金、お金、お金」になっていた。

 

家族に「あんまりお金お金言わないで」と言われた。

 

確かにお金の不安がいっぱいだった。

 

少し気持ち的にゆとりが出てきた。

 

通帳を眺めていると家族が、グアーッと寝ていた。

 

何となく安心した。

 

昼寝するゆとりがある。

 

冬場の電気代が3ヶ月間、びっくりするくらいの金額で、それがおさまらないと、生活費がどのぐらいかかるかとかもよくわからない。

 

とりあえず1年過ごしてみなきゃわからない。

 

なんくるないさ

 

 

いろんなパターンを考えた。

 

もしかしたら、私が1人、この世に残るかもしれない。

 

私が歩けなくなり施設に入るかもしれない。

 

私が先に死んでしまうかもしれない。

 

 

まあ人生どうなるかはわからない。

 

誰にも迷惑をかけないと思ってはいるけど、これだけは、生きてみないとわからない。

 

もう一人の家族のことも「他人だと思いなさい」と信頼している人から、アドバイスをもらった。

 

そう思うと少し気が楽になった。

 

近所のお隣さんが階段が滑るからと、氷を砕いてくれた。

 

なんだかんだ皆気にかけてくれる。

 

なんくるないさ

 

皆死んじゃったら住む場所もこだわる必要なくなるよねって家族その1ちゃんと話していた。

 

「沖縄とかで暮らすのもいいかもね。」とか話した。

 

家族との思い出の場所は京都。

 

家族その1ちゃんとの思い出の場所は沖縄。

 

父を思い出すには海。

 

おばあちゃんを思い出すには、小鳥のさえずり。