★あーもんどさやの道しるべ★

劣等感でいっぱいだった人生。生き方を綴りたい。

樺沢紫苑さん新刊「言語化の魔力」読書感想文

こんにちは。

劣等感では師範あーもんどさやです。

今日は樺沢紫苑先生の新刊「言語化の魔力」の感想文を書きました。

 

 

 

 

仕事は任期満了という形で無事終ったけど、もう働けないという、限界まできていた。

 

上司もあと少しなので、私には難しい仕事をさせなかった。

 

ただ座っているだけの状態。

 

もう働けない。仕事の任期が終わったら、少し休もう。

 

そんなとき、父が亡くなった。進行癌だった。癌がわかって3ヶ月でこの世を去った。

 

父の死、そこから出てきた将来の不安・・・・

 

つらい、苦しい、どうしよう、どうしようもない。

 

次から次へと、ごろごろ悩みが出てきた。

 

そして、オレオレ詐欺にまであってしまった。

 

 

「仕事で失敗して、全然関係ない池田さんの親御さんが、お金を出してくれた。」

 

偽弟から電話がかかってきた。

 

弟とは喧嘩中だった。

 

父の葬儀で、働いていない私に向かって、

 

「親の面倒は見れても、姉妹の面倒までは見れない。

 

いったい今何をやっているんだ。」

 

そんなやりとりの最中だった。

 

そんな時、偽弟は、お金が必要だと言ってきた。

 

何に使うの?

 

何があったの?

 

あんなに人のことは面倒見れないと言っておきながら、なんで?

 

いろんな思いはあったが、言葉にすることはできなかった。

 

「すまないね。」と言う偽弟に、

 

ぐっとこらえて、一言「いいよ。」と言って、お金を母と半分ずつ

 

合計100万おろした。

 

心の中で、お金を貸したら、働いていないこの状態を

 

許してもらえるかもしれない。味方になってもらえるかもしれない。

 

そんな気持ちもあった。

 

「池田さんて他人?」

 

「いや池田さんは上司だよ。」

 

母と私で、つじつまの合わないことも多かった。

 

もやもやすることも多かった。でも言葉にはしなかった。

 

「人に頼れないほど困っているんだろうね。」

 

「出張中で、お金が手元にないんだろうね。」

 

「優しい言葉なんて普段かけてこないのに優しいよね。

 

それぐらい困っているんだろうね。」

 

姉妹の面倒が、どうのこうのとか言ってるくせに、自分が困ったときは、

 

私に頼るんだ。

 

しかし、私のイライラは、モヤモヤの中に消えていった。

 

言葉にできないまま。

 

偽弟は、私と妹を郵便局へ誘導し母を一人にさせた。

 

「お金を取りに行くことができなくなったから、池田さんの弟に現金渡してね。」

 

偽弟の言葉に母は、受け子に100万渡した。

 

それっきり偽弟からの連絡はなかった。

 

もちろん、お金は戻ってこなかった。

 

偽物の弟だった。

 

モヤモヤ状態を度外視にした結末だった。

 

詐欺だとわかり、暫く立ち直れなかった。

 

100万稼ぐのに、どれくらいかかるかを考えたら、頭がおかしくなりそうだった。

 

時は流れた。

 

言語化の魔力」を手にし

 

オレオレ詐欺は、5ヶ月前の話になった。

 

父が亡くなってからも1年3ヶ月が過ぎた。

 

この本を読んで、「それいつの話?」と自問自答した。

 

すると、「そんな昔のこと、こだわっていてもしょうがない」

 

と思うようになった。

 

将来の不安も、何年後の話?20年後?30年後?

 

そう思うようになった。

 

「コントロール軸」「時間軸」「自分軸」

 

3つの軸を使うと、全ての悩みは解消された。

 

少なくとも-10ぐらいの悩みが-2ぐらいまで解消されるようになった。

 

自然と、父の死も将来の不安も、詐欺に遭った悩みも消えていった。

 

大切な人の死を受け止め、受容するには、18ヶ月、つまり1年半はかかると、

 

この本に書いてあった。

 

1年と3ヶ月はかなり近い数字だった。

 

そして、仕事も見つかった。

 

これで何とかなる、そう思った。

 

「コントロールできる事か?」「今できる事は何か?」「自分が変われることは?」

 

3つの軸を何度もを自問自答した。

 

信頼を得るために一生懸命働いて、お金を貯めて、

 

自分の時間を楽しむことが、今の自分にできる事だった。

 

こうして事実は何も変わっていないのに、前向きになり今を生きれるようになった。

 

この本を読んで、もやもやすることを言葉にすることの大切さを知った。

 

悩みがでてきたら、3つの軸を使い

 

ノートに書くようになった。

 

仕事では、人間関係にぶつかることも多いが、この3つの軸を使って、

 

紙に書き出すと悩みが解消することが多い。

 

欲が出てきて、職場の人と仲良くしたいという気持ちも強くなった。

 

「相手のことが好きだろうが、嫌いだろうがキャッチボールを続けていくと

 

人間関係は改善していきます」―言語化の魔力より-

 

少しずつボールを投げ始めています。

 

 

 

 

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