初盆
こんにちは。
劣等感では師範のあーもんどさやです。
盆休みが始まります。
今年は父がなくなってからの初盆です。
1周忌を迎えます。
この1年いろいろあったな。
父が亡くなった日は雨が降っていた。
タクシーに乗って、「ちょっと急いでいるんです。」って言っている間に、
家族から電話がかかってきて、
「お父さん亡くなったの。」って言葉を聞いた。
コロナ渦だったから、お見舞いにも行けなかった。
病院の先生に「家族呼びますか?」
って言われたことが何度かあったみたいだけど、
父は、「まだ大丈夫です。」ってずっと断っていたらしい。
呼んで欲しかった。
死ぬ前に会いたかった。
話したいこともいっぱいあった。
「さよなら」も言えなかった。
頑張り屋の父を象徴している。
我慢したんだね。
父の言葉がたくさん埋め尽くされた、書類を見る度に,父の思いを感じる。
「ありがとう」
シャンプーしたての髪の毛にバスタオルを巻き巻きにしながら、
家族その1ちゃんのお膳立てで言えた。
ふざけてしか言えなかった。
父も「はいはい。」って答えた。
「3人で助け合って、支え合って、生きて行きなさい。相談して生きなさい。」
そう言われても、父が亡くなってから、話し合っても上手くいかないこともたくさんあった。
喧嘩もしたし、父に逆らうこともした。
きれい事だけでは生きていけないこともあった。
広―い海に、
父は、散骨された。
海に行けば父に会える。
「なんくるないさー。」
って海に行けば父に会える。
つらいときは父に会いに海に行こう。
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