★あーもんどさやの道しるべ★

劣等感でいっぱいだった人生。生き方を綴りたい。

ひたすらスマホをいじる姪っ子。

こんにちは。

劣等感では師範あーもんどさやです。

ローファーを履いた足元

父のお葬式にやってきた、

高校生の姪っ子ちゃん。

 

待ち時間、ひたすらスマホをいじっていた。

 

「あっ、反抗期かな。今時の高校生かな。」

って最初思った。

 

でも、そんなことがあるはずがない。

 

 

弟は父と正反対の性格で、

父は真面目でコツコツ努力をするタイプ。

 

でも、ちょっとあまのじゃくのような所もあって、

世渡り上手いと言えない、

不器用なところがあった。

 

私たちは、父の、

親戚づきあいの下手くそなところ、

職場の同僚と上手くやっていけないところ、

そんなところを見て育った。

 

弟は、父を反面教師のようにして成長した、

と姉の私からは見える。

 

弟は父のように学校の成績は良くなかったけど、

社会に出てからの常識とか、人間関係は、

苦労しながらも優先して学び、自立していったと、

姉は思う。

 

結婚相手も常識的な、しっかりした人を選んだ。

 

そんな弟の娘だもの。

 

おばあちゃんや、おばさんの前で、

一日中スマホをいじっているような娘に育ったとは思えない。

 

将来、おばさんである、

私と、家族その1ちゃんの面倒を見ることにならないように、

「情を売られるようなことをするな」と

弟に言われたのだろう。

 

ひたすらスマホをいじっているように言われたのだろう。

 

本当は良い子だと言うことを私は知っている。

 

姪っ子は何も悪くない。

 

家族がかわいそうだった。

 

唯一の孫なのに。

 

ボソッと、「離れていたらなつかないな。」って言った。

 

でも、私は、ここまで私を嫌っている、弟が

大好きなのだ。

 

上手くやっていきたいと思っているのだ。

 

上手くやっていけなくても、

大切な弟なのだ。

 

いつかわかってもらいたいと、

思っている。

 

これが私の気持ちなのだ。