★あーもんどさやの道しるべ★

劣等感でいっぱいだった人生。生き方を綴りたい。

私がいなくても、何とかなる。

父の葬儀が終わった後、何かと事務の手続きがあって、バタバタ。

「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」。

「今やっておかないと、将来は全て私がやらなきゃいけないんだ」。

 

そのうち、「調子が悪い」を理由に、部屋で、休むようになった。

 

ご飯を食べたら、休む。

 

ついに、「ごめん、今、何もできないわ」になっていた。

 

でも、気づくと、私がいなくても、全て、ことが終わっていた。

 

老眼で読めない書類も、眼鏡をかけ、電話で聞いたり、書類が2回ほど戻ってきたこともあったけど、何とか、終わっていた。

 

私が、一生懸命にやっていた頃、家族その1ちゃんが涙を流していて、私がダウンすると、すっかり復活したのか、遺品整理は全て、家族と家族その1ちゃんがやってくれた。

 

父のパソコンの処分、データーの消去などあらゆることをやってくれた。

 

私はひたすら、「今、何もできない」を繰り返していた。

 

イライライライラしていたので、音楽を聴いてぐっとこらえていた。

 

次は、家族が死んだときどうなるのかだ。

 

今回のように泣いている暇はないかもしれない。

 

今は、父を思い出しては、悲しくなり、立ち直り、それを繰り返して、元の生活を取り戻している。

 

家族が生きていてくれるだけで、ありがたい。

菊のイラスト「黄色い菊」