ピアノを弾いていて、読もう読もうと思っていたのですが分厚く、図書館で1度借りて読まず返却。2度目の挑戦。少しずつ、1日1時間ずつ読み始めた。後半、はまってきて一気に完読。「風間塵」と「亜矢」のピアノを弾く描写がいい。
コンクール最中、「風間塵」と「亜矢」が「マサル」の演奏を聴いて同じことを思う。
引用
「おねえさんの頭の中で、これがずっと鳴ってたでしょう。僕もそう。
外に出た時、これを再現したいと思ったでしょう。
すぐにピアノを弾きたいって思ったでしょう。
僕もそう」
そのうち2人でお月様をみながら演奏し始める。その2人の演奏シーンの描写がめちゃめちゃ良かった。
私、発表会では緊張緊張でこんなことを考える余裕ない。ピリピリしてくるし・・・
だからこんな2人の演奏聴いてみたくなりました。
「一緒に音を外に連れ出してくれる人を探しなさいって」
こんな風に弾けるといいな。
今、毎日1時間ずつピアノを練習する習慣が約1ヶ月続きました。
ブラームス「間奏曲118-2」、ショパン「別れのワルツ」だいぶん弾けるようになって、飽きてもきたので、昔弾いた曲の楽譜引っ張り出してきて復習しています。
ショパン「雨だれの前奏曲」も練習に加えました。ツエルニー30番も1番からやり直し。1回の練習に、何曲も弾けるようになってきた。
どれも1度弾いたことある曲だけど。
無意識に自分のペースで弾けると知らず知らずのうちに力を発揮できるようになっている。ピアノも人生も一緒だなって思います。
この小説の中で、コンクールの結果はでないで終わるのかなって、思っていたけど、結果を見ながら納得の結果、終わり方もよかった。