★あーもんどさやの道しるべ★

劣等感でいっぱいだった人生。生き方を綴りたい。

☆中島輝さん「堂々と逃げる技術」を読んで☆

私が自分の価値観に気づいた本、「中島輝さんの堂々と逃げる技術」の紹介です。

 

この本は、人生迷っているときに読んだ本です。メルカリで頼んだんだけど届く前に人生の結論を出さなければいけなく、本が届くのが間に合わなかった。

結局結論を出した後、ゆっくり読みました。

 

この本の表紙を見ると「あの時、私は社会から逃げたかったのかな?」なんて思います。

 

 目次

 

私の価値観

まず、簡単な質問に答える形式で自分の価値観がわかります。

 

引用

・会社にいても常に誰かとつながっていたい。

・会社の何らかの派閥やグループに所属している。

・自分が周囲からどのように評価されているかが気になる。

・何かトラブルや問題があると事情を調べずまず謝ってしまう。

・自分に責任がなくても強く言われると責任があるように感じる。

 

 

調和を重視するこの項目が、ほとんどぴったり私の価値観に当てはまりました。

 

そして私は所属要求が強くて、所属要求が満たされていないんだなって事もわかった。

 

 

私の性格

自分で思うに、私は協調性がありながら自分にこだわりも持っていて、だけど人前で意見を出したりするのが苦手です。「こうした方がいいんじゃない?」なんてアイディアを出すのが苦手です。だからリーダーシップをとったりすることはまるっきりできない。外面良くて、人前でにこにこしてるけど、自分の意見が間違っていたらどうしようとなかなか「○○だと思う」と言えない。

めちゃくちゃ物事に慎重で、結果見て確かめてから行動する。そんな人です。

もっと失敗すればいいのかな?損してもいいから、行動してみればいいのかな?完璧主義なのかな?

失敗しても誰も怒らないし責任だってとらされない。でも・・・とそんなタイプの人です。

 

「今、結論出したじゃん」という所に、新しい意見が出ると、もっともっとっていう気持ちになり、新しい物を取り入れる。柔軟に自己成長をするんだけどその自己成長もちょっと完璧すぎるのかなって、もっといい物、もっと自己成長みたいな欲があるのかな?って思います。

私はめちゃめちゃ慎重でめちゃめちゃ欲張りなんだと思います。

 

家族とかに「100円のジュース買うのに何でそんなに考えるの?」って言われます。悩んでいる時間の方がムダなんじゃないのかなって思います。

 

 

人と買い物とかするのが苦手です。買い物は一人でしたい。

 

 

よく、「人が見てるところで仕事ができない」みたいな性格テストのような物に必ず○をつけていたな。と言うのを思い出しました。

人からどう思われるのかが気になる。だからすぐ「こんな事あったんだけどどうしよう?」なんて相談よくします。人の意見が正しく見えちゃう。

 

働いていたときも、○○さんは素晴らしい。何でも知っている。そういう人に仕事の相談をしていたけど、よく考えると私の意見の方が正しかったり、この人ちょっと間違っているななんて思うこともあった。

結構私から見てすごい人というのは決断力、行動力があるだけで能力的には同じだったりする。

 

 

私の周りにいる人

こんな私の周りには、私の悩んでいることを解決してくれる人が多いです。とても気が合います。特に情報通の人・・・

「これ、いいよ。」と背中を押してくれたり、「○○はやめた方がいいよ」とかヒントをくれたりする人。

 

そしてちょっぴり優柔不断の人と話していると前に進まないけど、そんな人は存在だけで安心するとても大切な人です。

 

 

本の内容に戻ります

中島輝さんの本の話に戻るけど、ここで言う逃げるとは、「人目を気にしないで本来の自分に戻る」そんなことを指します。

 

「逃げられなくする」3つのブレーキが、「不安」、「恐れ」、「自信のなさ」。この3つは、反射的に自動で行動に移してしまうのでとても足手まといになります。

 

不安は、「完璧でなければならない」から。恐れは、「失敗したくない」「責任をとらされたくない」から、「自信のなさ」は、チャレンジできない環境からきます。

 

この3つは周囲に合わせるための感情です。

 

この3つの感情が引き起こされるきっかけは、コミュニケーションが介することが多い。いろんな人がいる。だからいろんな価値観がある。と認識してコミュニケ―ションをとることが大切だそうです。

 

「行動すること」は「不安」や「恐れ」を払拭する。「自分が今ある状況に対して、どのような感情を抱いているかを知ることで、それを客観的に見ることができるだけで心のブレーキがわかり解決することが多いことなどを学びました。

 

 

本から学んだことと私の変化

本の書評のようになりましたが、学んだことはたくさん。

 

何回も読むといろんな発見があります。

 

自分は「不安」「恐れ」「自信のなさ」どのパターンで、本来あるべき自分、人目を気にしない自分に戻れなくなっているのか、逃げられないのか、遠くから、「あー自分は○○で逃げられなくなっているんだな」と再認識して対策を練っていくことが大切だなということがわかりました。

 

「私今、こう思った」「こういう感情がある」と認識して受け入れる。それが大切だなってわかり実行しています。

 

そして私は調和を大切にしているんだなって事も再認識しました。

 

コロナ渦にあったり、仕事を退職したこともあるけど、この本を読んで私は、それほど所属欲が強くならなくなったような感じがします。自分と向き合う時間ができたのかな?

今まで休日は友達とわいわいランチをしたりおしゃべりしたりすることが多かったし、そんな風に時間を使いたかったけど、今は家族がいつも一緒。家のことほとんどしない人だったけど自分の生活に目を向ける時間ができたような気がします。

 

特に私は「失敗したくない」「責任をとらされたくない」という気持ちが好きなことをやることを妨げていたんじゃないかなと思います。

 

この本を読んで自分のいろんな性格に気づいたこと、そして、このままでいいんだと言う気持ちと自己成長したいという気持ちと2つの気持ちがいっぱいになりました。自分のチャレンジが他人任せにならないようにしたい。自信を持って自分の道を歩もう。そんな事を思った一冊です。