★あーもんどさやの道しるべ★

劣等感でいっぱいだった人生。生き方を綴りたい。

☆趣味、ピアノを弾くこと☆

1つのことを一生懸命やっている人って魅力的。そんな自分になりたい。私は向上心が強い方なので何でも一生懸命に頑張っている人を見るといいなって思います。だからいろんな事挑戦した。大人になって、今の趣味のピアノにたどり着くまで、英会話、アナウンス教室、料理教室、パソコン教室、心理学教室。色々かよったけど全部身にならなかった。続かなかった。ピアノだけは今はレッスンはちょっと休んでいるけど2011年3月から続いています。ピアノにたどり着いたきっかけ、学んだことなどを紹介します。

 

趣味、ピアノを弾くこと

 

 

  • きっかけは色々

きっかけは、趣味を通して友だちがほしかった事です。そして何か夢中になれるものがほしい、何か習いごとがしたいと思って始めたのがピアノでした。当時、平井堅さんが好きで平井堅さんの曲を一曲ピアノで弾けるようになりたいと思って1ヶ月お試しレッスンに通ったのがきっかけでした。

 

ピアノは小学校1年生の時から中学2年生になるまで習っていました。田舎育ちだったので、近場で習えるのは、ピアノ教室ぐらいしか習い事がなかった。本当は絵とか工作を作ったりする方が楽しかった私でした。まあ、子供の頃は、言われるがままに練習をしていたけど練習も最後の方はサボってばかりでした。

 

だから、大人になってピアノを始めたときは、固苦しいクラシックとかはやめよう、練習曲はやらないと、そう決めていました。小さい頃やっていた勉強みたいなピアノのレッスンは受けたくないと思ってそんな教室を探しました。先生も何も言わずにそれに応えてくれました。先生は先生の産休の関係で途中で新しい先生に代わりましたが・・・そして後々、もっとうまくなりたいと練習曲、子供の頃やっていた、ツエルニー三十番を引っ張り出して始めることにもなります。

 

初めは一週間でA3の譜面を自力で弾けるようになるくらいのやさしいJ―POPから始めました。その頃は「クラシックとJ―POPどちらが好きなの?」と聞かれても答えることができなかった。結構、自分の知らないことが多かった。音感だって何もないし、音楽がすごく好きというほどでもないし・・・今では「クラシックを弾きたい」と大きな声で答えることができるようになりました。初めは慣れるところから・・・

 

  • 人と比べるたり自分のできを気にする人はワンツーマンレッスンいいよ

実際、レッスンはワンツーマンだったので「友だちを作る」と言う目的はあまり達成されなかったんですけど・・・1年に1.2回ある発表会でのみ友だちを作る程度・・・

でも、その分、人と比べることなく続けられました。大人になってからこんなに長く続けられた習い事は他にはなかった。習い事はいつもできないと言ってやめていた。続かないことに罪悪感を感じたりしていました。

 

ワンツーマンのピアノのレッスンではわからないことは何でも聞けた。先生と2人きりだったから、恥ずかしいことなんて何もなかった。先生は何でも丁寧に一から教えてくれました。お金払っているしね。私は音感なんてなかったし、うまく弾けているか弾けていないかもよくわからなかった。この曲がいい曲かどうかもよくわからなかった。

 

でも、ピアノをならっているんだからとリサイタルには結構行くようになりました。そしてそのうち、ピアノ教室で知り合った友だちとピアノリサイタルに行って、帰りにおいしいご飯を食べておしゃべりして帰る楽しみもできていました。目的達成。

 

  • わからないこともわかるようになるよ(無知の無知も無知の知になるよ)

最初は、ピアノリサイタルもご飯を食べに行くきっかけみたいな感じで何がいいんだかもよくわからなかった。今でもよくわかりませんが・・・ピアノの先生に「リサイタルを聴きに行ってもよくわからないんですよ。よさとか。」と相談すると、「音楽の楽しみ方は人それぞれですよ。ピアニストのドレスがきれいだって見るだけでもそれは勉強ですよ」と先生に言われました。私、キラキラした物とか好きだったから。先生はちゃんと見てくれていました。

 

そんな感じだったんですが、反田恭平さんのピアノリサイタルに初めて参加したときのことです。突然ピアノ教室のお友達に友達が行けなくなったのでと当日に誘われて、当日行くと決め、反田さんが何を演奏するのかも知らないまま参加することになりました。

当日プログラムを見て、なんと演奏曲に私がそのとき練習していたシューベルト即興曲第三番があるではないですか・・・そしてつい最近一生懸命練習した月の光があるではないですか。アンコールは何となくいいと思っていたリストの献呈。しかも最前列。素晴らしい。反田さんは、気取るところが全然ない人です。ピアノの演奏が終わったらそれはそれは清々しい顔をしていてとてもナチュラル。その嘘のない自然さが人を引きつける。力強さがある。私は反田さんの高音を指に集中してチャラチャラチャラと音を出すところ、猫背になって丁寧に1音1音演奏するところがすごく好きです。そして、次の日にまで残る余韻。反田さんの演奏だけははっきりとよさがわかった。なんというかずっと残るこの余韻。その場でCDを購入しサインをもらい何度も聴きました。このピアノリサイタルが私のピアノ人生を大きく変えました。

 

反田さんの演奏をCDで聴いてからピアノのレッスンを受けた時、反田さんの演奏を聴いたことがないピアノの先生に「バックに誰かいますね(笑)何したんですか?」と言われたことがあって、「反田恭平さんの演奏を何度もCDで聴いたんです」と答えると「すごくうまくなっています」て言われもう大興奮でした。嬉しかった。それからピアノの先生はちょこちょこ冗談のように「反田さんが降ってきましたね」なんて言うようになりました。

 

  • なんでもやってみるといろんな発見あるよ

だんだんとクラシックにも興味を持つようになり、ショパンシューベルト、リスト、ベートーベン、ブラームスドビュッシー

なるべくいろんな作曲者の曲を選曲しました。いろいろやってみて私はショパンが好きだなって思いました。

 

図書館で子供が読んだりする伝記とか読んだりもしました。ストリートピアノにも積極的に挑戦しました。暗譜ができないので楽譜をのせてつらーっと演奏して帰ってきたり・・・「ありがとうございます」て知らないおばあちゃんに言われて拍手をもらって満足満足・・・変な度胸がありました。今思うとめちゃめちゃ下手な演奏してたなって恥ずかしく思うけど、全然気にしていない。

 

年に一度のホールでやるピアノの発表会。(スタインウェイで・・・)ホテルでお食事しながら演奏会をする弾き合会。発表会では、すっかり常連さんになっていました。選曲、発表会で着るお洋服、何でも自分で考え自分で決めた。何でも受け身で行動する私は慎重なだけであって、時間をかければ主体的にもなれる。そんなこともわかりました。

 

  • 最後に

自分に合う趣味ってきっとある。何も才能のない私が10年で作り上げた趣味です。学べた物もたくさんあります。

今できることTO DO:趣味見つけて、思いっきり取り組んでみて!

        向上心と言うより好奇心。じわじわと興味のある物を広げていく感       

        じ。

        興味のあることを増やしていく感じ。